東ティモールの美しい風景

東ティモール 観光ガイド

美しい島国で、歴史と自然の魅力を発見しよう

東ティモールの美しい海

東ティモールとは

アジアの隠れた宝石

基本情報

  • 首都: ディリ
  • 面積: 14,874 km²
  • 人口: 約130万人
  • 言語: テトゥン語、ポルトガル語

世界に誇るコーヒー

東ティモール産コーヒーは世界的に評価され、オーガニック栽培で知られています。豊かな土壌と気候が生み出す独特の風味をお楽しみください。

ベストシーズン

5月〜10月の乾季が観光に最適です。気温は年間を通じて温暖で、美しいビーチと山々の景色を楽しめます。

観光名所

必見のスポットをご紹介

Chega博物館
★★★★☆

Chega博物館

東ティモールの歴史や占領時代について学べる博物館

午後の静かな時間帯がおすすめ
東ティモール抵抗運動博物館
★★☆☆☆

東ティモール抵抗運動博物館

東ティモールの独立運動の歴史を学べる博物館です。より詳しく学びたい場合はChega博物館をおすすめします。

ここ行くならChega博物館いこう
東ティモールの海
★★★★★

透き通った海

自然の岩礁エリアでのスイミング

ダイビング シュノーケリング
ティモールプラザ
★★★★☆

ティモールプラザ

地元の市場とショッピングセンターでの物価調査

フルーツマーケット
★★★☆☆

フルーツマーケット

地元の新鮮なフルーツが並ぶ活気ある市場です。外国人だと値段を高く言われることがありますが、見学するだけでも楽しい体験ができます。

外国人だと吹っ掛けられます。見るのは楽しいです。
サンタクルス墓地
★★★☆☆

サンタクルス墓地

Chega博物館行った後に行くと感慨深い

東ティモールの歴史

独立への道のりと不屈の精神

東ティモールの歴史概要

東ティモールは、ポルトガル植民地時代からインドネシア占領、そして独立まで、数世紀にわたる苦難の歴史を歩んできました。この小さな島国は、大国の支配に屈することなく、最終的に独立を勝ち取った不屈の精神の象徴です。

1515

ポルトガル植民地時代の始まり

ポルトガル人がティモール島に到達し、植民地化を開始。香辛料貿易の重要な拠点として発展。

  • 香辛料貿易の中心地として繁栄
  • カトリック教の布教活動
  • ポルトガル語の導入
1974

カーネーション革命と独立への動き

ポルトガルでカーネーション革命が起こり、植民地政策の転換が始まる。

  • FRETILIN(東ティモール独立革命戦線)の結成
  • 独立運動の本格化
  • ポルトガル政府の独立容認
1975

独立宣言とインドネシア侵攻

11月28日に独立を宣言するも、12月7日にインドネシアが軍事侵攻を開始。

  • 11月28日:独立宣言
  • 12月7日:インドネシア軍侵攻開始
  • サンタクルス墓地事件の悲劇
1975-1999

インドネシア占領時代

24年間にわたるインドネシアの軍事占領。抵抗運動と国際社会の支援が続く。

  • ゲリラ戦による抵抗運動
  • 人権侵害と弾圧
  • 国際社会の支援と関心の高まり
1991

サンタクルス墓地事件

独立運動家の葬儀でインドネシア軍が発砲。多くの死傷者を出した悲劇的な事件。

  • 200人以上の死傷者
  • 国際的な注目を集める
  • 独立運動の転換点
1999

国民投票と独立決定

国連主導の国民投票で78.5%が独立を選択。インドネシア軍の撤退が決定。

  • 8月30日:国民投票実施
  • 78.5%が独立を選択
  • 国連暫定統治機構(UNTAET)の設立
2002

正式独立

5月20日、東ティモール民主共和国として正式に独立。21世紀最初の独立国家となる。

  • 5月20日:正式独立宣言
  • シャナナ・グスマンが初代大統領に就任
  • 国連加盟(2002年9月)

歴史を動かした重要人物

シャナナ・グスマン

シャナナ・グスマン

初代大統領

独立運動の指導者として24年間の抵抗を率い、初代大統領として独立を実現。

ジョゼ・ラモス・ホルタ

ジョゼ・ラモス・ホルタ

ノーベル平和賞受賞者

国際的な独立運動の外交官として活動し、1996年にノーベル平和賞を受賞。

ビショップ・ベルナルド

ビショップ・ベルナルド

カトリック司教

独立運動を精神的に支え、国際社会への訴えを続けた宗教指導者。

文化的背景と影響

カトリック教の影響

ポルトガル植民地時代に導入されたカトリック教は、独立運動の精神的支柱となり、現在も国民の95%以上がカトリック教徒です。

言語の多様性

テトゥン語、ポルトガル語、インドネシア語、英語など、多様な言語が共存し、それぞれが歴史の証人となっています。

国際協力の重要性

独立運動は国際社会の支援なしには実現できませんでした。現在も多くの国々との友好関係を築いています。

著者について

留学体験者

竹内 音碧

竹内 音碧(Takeuchi Toa)

Founder & App Developer

早稲田大学 人間科学部 人間情報学科

個人開発ならではのスピード感で、ユーザーの課題を
解決するプロダクトを提供。 語学学習とゲームの力で、世界中の人々の時間価値を高めることを目指しています。

留学体験談

12日間の貴重な体験

日本財団ボランティアセンターの皆様へ

この東ティモール留学プログラムは、日本財団ボランティアセンターの皆様のご支援により実現することができました。貴重な機会をいただき、心より感謝申し上げます。

現地での活動を通じて、国際協力の重要性と、一人ひとりの力が世界を変える可能性を学ぶことができました。この経験は私の人生においてかけがえのない財産となっています。

竹内 音碧

1日目 誕生日

1日目

  • 成田空港集合
  • インドネシアでトランジット
  • 誕生日を祝う
2日目 クリストレイ

2日目

  • デンパサールから東ティモールへ移動
  • ティモールプラザ、クリストレイ訪問
3日目 フリースクール

3日目

  • フリースクールで授業
  • Chega博物館見学
5日目 フリースクール

5日目

  • フリースクール最終日
  • ソーラン節披露
  • JICA講演(欠席)
6日目 SHARE活動

6日目

  • SHARE活動(ベサヘ小学校)
  • テント泊体験
  • 映画上映「LIFE GOES ON」
7日目 サッカー交流

7日目

  • Jリーグサッカー交流
  • 元プロ選手との交流
  • 健康スクリーニング
8日目 元大統領補佐官訪問

8日目

  • サッカー教室
  • 元大統領補佐官ベラ氏宅訪問
  • 平和への情熱を学ぶ
9日目 フィールドワーク

9日目

  • フィールドワーク
  • 現地活動の総括
  • チーム振り返り
10日目 国際機関見学

10日目

  • UNV講演
  • 日本大使館訪問
  • JICA活動場見学
11日目 バリ観光

11日目

  • バリ観光
  • ムラスティビーチ
  • ケチャックダンス鑑賞
12日目 帰国

12日目

  • 成田空港着
  • 12日間の旅終了
  • 貴重な体験の振り返り

簡単なテトゥン語の紹介

現地で使える基本フレーズ

挨拶

ボンディア おはよう
オブリガード ありがとう

便利なフレーズ

ホテル・ネベ・イハ? ホテルはどこですか?
ハウ・ラレ 道に迷いました

旅行情報

東ティモールへの旅の準備

航空券

日本からはインドネシア経由でアクセス可能です。成田・関西・中部空港から出発できます。

宿泊

ディリには様々な価格帯のホテルがあります。ゲストハウスから高級ホテルまで選択肢豊富です。

食事・交通費

現地での食費は1日約2,000-3,000円程度。交通はタクシーやバスが利用できます。

安全情報

基本的に安全ですが、夜間の一人歩きは避け、貴重品の管理に注意しましょう。

お問い合わせ

ご質問やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください

●営業日以内にご返信いたします